2014年の日本のそば生産量ベスト10をご紹介します! そばは縄文時代から食されてきた歴史の長い食べ物ですが、今のように麺にして食べるようになったのは室町時代の頃と考えられています。それ以前は粒のまま食べたり、粉に挽いてそばがきにしたり、餡を包んでそば饅頭にしていました。後に信州や甲州でそば粉を練って細く切った「そば切り」が江戸に伝わり、そば屋の数が3000を超えるほどの人気を博しました。
そばは、信州そばに代表されるように長野県が生産量トップと思う方も多いと思いますが、実際は北海道が第1位です。作付面積は全国の36%、収穫量は42%にも上り、幌加内町は全国一の収穫量を誇ります。わんこそばでお馴染の8位の岩手県には「 わんこきょうだい 」というゆるキャラがいて、2016年に開かれるいわて国体のマスコットにも選ばれています。
1位 | 北海道 | 13,000 t |
2位 | 長野県 | 2,560 t |
3位 | 茨城県 | 2,120 t |
4位 | 山形県 | 2,100 t |
5位 | 福島県 | 1,930 t |
6位 | 栃木県 | 1,660 t |
7位 | 秋田県 | 1,250 t |
8位 | 岩手県 | 934 t |
9位 | 福井県 | 911 t |
10位 | 青森県 | 684 t |
出典: 農水省 |